ドラマ「しゃばけ」見ました。
思っていた以上によくて大満足。

鳴家はテレビで見る前はちょっと違和感があったんです。
だって「恐ろしい顔をした」小鬼たちのはずなのに、テレビ版はかわいいんだもの。
でも、実際に動いている鳴家はとってもかわいくて、うちにも来てくれないかなと思いました。
２人の手代さんたちもとっても素敵で、それぞれ個性が出てましたね。
栄吉は最初はなんか違うかなと思っていたのですが、見ているうちにあの自信がなさそうで頼りなさそうなところがそのまんまだと思いました。
藤兵衛さんは力強さはなかったけれど息子に甘い父親ぶりがよかったし、原作にはないもう一人の息子を抱きしめるシーンがよかったです。
おたえさんも我が子がかわいくてかわいくて、そして心配でたまらないという感じがとてもよく表れていてよかったです。
そして一太郎。
あの弱々しい声も細い肩もまさに一太郎そのもの。
事件を推理し、答えを導き出す時の賢そうな顔も、時々見せるあきらめたような顔も、そして花火を見に行ったときの無邪気な笑顔も素敵でした。

最初から最後までずっとウルウルしっぱなしで、胸がきゅんとなっていましたが、家族も一緒に見ていたのでずっと我慢していたら、胸が苦しくなってしまいました。
そして見終わった後の家族の一言。
私に対してです。

「もしかしたらあなたも・・・？」

私ってそんなに人間離れしてるのかな？
前からいつまでたっても見た目が変わらないし、いつも元気だから歳がわからないとは言われてましたけど。
おたえさんのようにいつまでも美しい儚げな女性ではないのが残念ですが・・・。

私のことを妖ではないかと言う家族に聞いてみました。

「だとしたらどうする？」

「守ってもらえる」

そう答えが返ってきました。

こんな私でも家族を守ることが出来るのなら一生守り続けたいです。
でも、一言付け加えておきました。

「私を怒らすと怖いよ～」