『いっちばん』

ちゃんと発売日に届きました。
こんな山奥でもちゃんと当日届くように配達してくれる本屋さんと宅配屋さんにはほんとに感謝です。
（本屋さんの中にはもう２日ほど前から並んでるところもあるようですが）

今回は短編集。
２つ目のお話まで読みました。

ちょっとネタバレになるので・・・。

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何ヶ月先になるかわからない『しゃばけ』ドラマ第２弾『うそうそ』ですが、いつかあるらしいっていうのと確実にあるってわかっているのとでは期待度がぜんぜん違います。
そのうえ内容が『うそうそ』とわかっているので、妄想想像が膨らみます。

というわけで原作読んでます。
読みながら頭のなかではしっかりあのメンバーで映像化され声もちゃんと聴こえてくるんですよね。

わぁ～、このシーンがあの２人で見られるんだ

ってもうワクワク。

ネタバレになるので・・・。

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大げさではなく「私を変えてくれた１冊」と思える本が私にはあります。

１冊は世界的なベストセラーとなった『HARRY POTTER』
もう１冊が『しゃばけ』シリーズです。

ハリポタについては次の機会にするとして、『しゃばけ』について。

私は某大型ネット書店に登録しているので、いろんな本やＣＤなど「オススメ」してもらえます。
『しゃばけ』はそんなオススメの中の１冊でした。
でも、解説を読んでも特に興味はなく、「興味がありません」をポチッと押して消してしまっていたのですが、ある日本屋さんで実際に手にとって見るとなんだか面白そうに思えました。

そして読んでみてすっかりファンになってしまいました。
ハリポタとはまた違った面白さです。
ハリポタがわくわくする物語なら（後半はそうでもないですが）『しゃばけ』はほんわかあたたかい気持ち、やさしい気持、素直な気持ちになれるお話です。
そしてちょっぴり切ない気持ちにも・・・。

一太郎、大好きです。
いつも自分より人のことを心配しているところとか、少しでも迷惑をかけないようにがんばっているところとか、自分ができないことをあたりまえに思わないでもっと強くなりたいと思っているところとか。
そんな一太郎がみんなから大事にされていると嬉しくなります。

私も一太郎ほどではないですがけっして丈夫とは言えない子どもでした。
保育園の頃、夏になるとみんなは川へ泳ぎに行くのに私はいつも保育園に残ってお絵かきをするしかありませんでした。
小さくてやせっぽちで、ランドセルを背負って学校へ行くことができるだろうかとよく親が話していました。
そんな私を親は･･特に母親はよく思ってくれていないのを子ども心に感じていたので、自分からは具合が悪いと言えずいつも我慢していました。
そして私はちゃんと大人になって人と同じように働いたり、結婚して親になったりすることができるのかなと不安を抱えている子でした。

今はそんなこと言っても誰も信じてくれないくらい丈夫で元気ですが、一太郎を見ていると小さい頃の自分を思い出します。
そして体の弱い一太郎がみんなから愛され大切にされているのを見ると自分のことのように嬉しくなるのです。

『しゃばけ』シリーズを読むと心の中のイライラやモヤモヤが洗い流されてやさしい気持になれるから大好きなのですが、その『しゃばけ』がドラマ化されるとわかったときは本当に嬉しかったです。
初めは主役がジャニーズの子だと聞いて期待していなかったのですが、このドラマがさらに私の人生を変えてくれることになるとはそのときには思いもしませんでした。

１冊の本との出会いがもっと素晴らしい出会いにつながっていくこともあるんですね。

「しゃばけ」の公式ＨＰ「しゃばけ倶楽部」に新刊の表紙（カバー）が載っていました。
寒色系・暖色系できていて、前作が渋いオレンジ（柿色っていったほうが似合うかな）だったので、今回はどんな寒色系かと思っていましたが、青でした。
清々しいきれいな空の色らしいです。
私は少し紫が入ったラベンダー色に近いように感じました。

新刊の発売を控え、ドラマ第２弾の噂も目にするようになりました。
もう何ヶ月も前に「６月中旬撮影開始」って言うのを見て、どうしてそんなことがわかるのかなと思っていましたが、ここへきて「衣装合わせをした」とか「撮影に向けて動き出したらしい」なんていうのを見ると、そういえば６月中旬だったし・・・なんてもしかしたら期待しちゃいます。
第２弾は新作の発売に合わせるんじゃないかって話もあったし。

早く見たいなあ、第２弾。
空の青といえば「空のビードロ」
大好きなお話だけど、このお話がドラマ化されることはやっぱりないのかな？

新刊「いっちばん」の発売日は７月３１日。
そろそろ予約ができるかなと思っていたら昨日【bk1】から「予約開始」のメールが来ました。
いつもはAmazonなんだけど、どうしようかな。
Amazonや楽天ブックスではまだ新作は出ていませんでした
当日に届けてくれればどこでもいいんですが、今回はいちばん早く知らせてくれた【bk1】さんにしちゃおうかな。

『しゃばけ』シリーズの面白さをまずは家族にわかってほしいなと思っていました。

ドラマを一緒に観た二人は「ハマる」ほどではないけれど面白いと感じてくれたようでした。
もう一人は関心なし。

離れて暮らす１人は私のブログがきっかけで文庫本を手に取り、解説を読んで感動しその場で今出ている文庫本４冊全て買ったそうです。

離れてくれ暮らすもう一人には、ちょっと遠出をするときに文庫本の１巻を貸しました。
帰ってくると

「続きは？」

と聞くので、下宿にに戻るときに残りの３冊を持たせました。

うん、確実に仲間が増えてる・・・。

「あのお話の誰々っていいよね」
「あのシーン最高」

なんて話すことはないですが、それぞれが心の中で

「このお話（またはこの人）好きだ～。」

って思ってくれていたら嬉しいです。