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9月19日 予定通り大阪へ出発。

開演2時間前の16時に会場につければいいなと思っていましたが、連休中ということもありどこで渋滞に巻き込まれるかもわからないので、できるだけ早く家を出たいと思っていました。

でも運転手さんはなかなか起きてきません。

1人で運転していくわけだし(私は免許なし)、できるだけ本人が自然に気持ちよく目覚めるまで待っていようと思いましたが、まったく起きる気配がなかったので心配になって確かめに行きました。

ちゃんと息してるかって。

まさかまさかこんな日にダーリンの身に何か起こったりしないよね・・・?

って妙に不安になってしまったのですが、声をかけたらちゃんと起きてくれたので一安心。

なんとか9時には家を出ることができました。

途中実家に寄り母から用事を仰せつかり、その用事を済ませ高速道路に向かいました。

ところが入る瞬間

「これ、違うわ。間違えた。」

と言いだすダーリン。

関西に向かう高速道路は2つあるのですが、入るはずじゃなかった方へ上がってしまい、走り出すもすぐに渋滞。

しばらくノロノロ走ってから高速を下り、もう一つの高速の入り口を探しました。



私たちは16年前まで関西に住んでいて、時々実家との間を往復していたので慣れた道のはずだったのですが、新しく作られた道路もあったりしてすっかり変わってしまっていて、まったくわかりませんでした。

そしてやっと入り口を見つけて本来走るはずだった高速に入ったのですが、こちらも渋滞。

予定していた16時どころか開演にも間に合うかどうか心配になってきました。

一緒にライブに行くことになっていたMちゃんと何度かメールでやり取りをし、もし間に合わなかったらグッズを先に買っておくよと言ってもらえたのでちょっと安心してとにかく少しでも早く大阪につけるように祈りました。

ところが大阪に入ってからは予想に反してめっちゃズムーズに進み、あっという間に会場からいちばん近い出口に着いてしまいました。

その出口で高速を下りると、すぐに車を止めて

「ここで降りろ。」

というダーリン。

あまり長く車を止めていられないからとにかく今すぐ降りろと言われて慌てて降りました。

「降りてどうすんの?」

と聞くと

「今来た方へまっすぐ歩いて行けば着くはずや。」

とだけ言い残し、サブちゃんと一緒に海遊館へ向かったダーリン。
取り残された私。

もうどうしていいのかわかんないけど、とにかく言われた通りに歩くしかありません。

今走ってきた方に向かって高速の下の道を歩きはじめました。

ところが少し歩くと道が二つに分かれています。

もうここでお手上げ。
そこで車の中に地図を置いてきたことに気が付きました。

大阪へ行きたいと思ってから何度もネットで調べ、行き方や地図も印刷しておいたのに。

ダーリンに電話して地図を見てもらってもよくわからないって言うし、逆に怒られて

「もういい。自分で何とかする!」

って言って、高速を下りてすぐのところに駅があったのを思いだしてまずは駅まで戻りました。

そこに交番があったのですが覗いてみたらお留守のようで、駅まで行って今度は電車での行き方を印刷したものを見てもらおうと再度ダーリンに電話。

でも言ってることがよくわからないし、こちらの言うことも伝わらないし、やっぱり

「もういい!」

ってなっちゃいました。

そこで思いだしたのが以前テゴマスライブのチケットのことで何度かメールのやり取りをさせていただいたことがある大阪在住のKさんのこと。

Kさんに聞いたらきっと教えていただける、そう思ってメールをしようとしました。

でも、そこで思ったんです。
こんなふうにすぐ人を頼ってたんではいつまでたっても私は成長できないって。

これくらい自分でなんとかしなきゃだめ。

とは言ったものの、まったく行ったことのない場所から乗ったことのない電車に乗って、行ったことのない場所に行くなんて私にはとても考えられないことでした。

だいたい今いる駅がなんという鉄道会社のなんという線なのかもわかりません。
携帯で検索してみても思うような答えが見つかりません。

それでも駅で案内図を見て切符を買いました。

そこからはどうしていいのかわからないので駅員さんに聞きました。

乗り換えの駅を二つ言われました。

その最初の駅で降りたら、どうやら目的地が同じらしい女の子達数人がいたのでとにかくその子たちに着いていくことに。

でも、乗り換えの駅が遠い・・・。

あんなに歩くなんてびっくり。
私1人じゃ絶対に行けなかったと思います。

東京では乗り換えのときはどこで何線のどこ行きに乗ればいいかいつもムスメに先に聞いておいてから出かけていたので、とにかく駅名しかわからない状態でよく行こうという気になれたもんだと自分でも感心してます。

次の駅ではお仲間だと思っていた女の子のうち何人かが降りなかったのでもしかしたら違うのかと不安になりましたが、残っている女の子たちにかけました。

その次の駅では電車を一本見送りました。
だって超満員でとても乗り込めるとは思えなかったから。

次の電車も女の子でいっぱいでした。
でも遠慮してたらきっと私は永久に乗れないと思ってがんばって乗り込みました。

予定の16時よりは少し遅れたけれどなんとかドーム前の駅に到着。

ところが今度は待ち合わせていたMちゃんと上手く連絡が取れません。
なので別々にドームに向かいグッズ売り場に並ぶことにしました。

グッズは売り切れていたタオル以外スムーズに買えたのですが、ここでもやっぱりMちゃんとなかなか出会えません。

周りを見回しても私より大きい人ばかりで私よりさらに小柄なM,ちゃんの姿を見つけることができないのです。

「4っていう数字の前にいます」

ってメールもらってるのに逆方向へ行っちゃったり・・・。

やっと出会えたのは開演前30分前ぐらいだったかな?
1年前に一度出会ったことがあって顔を知っていたのでわかったけど、知らなかったら最後の最後、周りに人がいなくなるまでわかんなかったかも。

とにかくやっとMちゃんに会えてホッとしてすぐに中に入りました。



実はライブ中にアクシデント発生で私はライブに集中することができず、それでなくてもいつも舞い上がっちゃって何にも覚えていないという残念な記憶力の私にはいつも以上に曖昧な記憶しかありません。

苦労してたどり着いた会場。
私にはたった一回限りのライブ。
それなのに心配事があって集中できないなんて。

いつも以上に記憶がないのはやっぱりそのシーンを見てなかったんだと思います。
他のこと考えててボーっとしていた時間も多かったと思います。

それでもあの日、あの場所にいられてよかったと思っています。

もう1回、なにもない状態で最初から最後までライブを楽しみたいっていう気持ちもわいてこないくらい、私にとっては十分すぎるくらい幸せな、奇跡と言っていい初ライブでした。

だってほんとにほんとに行けるとは思えなかったから。

もちろん次は最初から最後まで思いっきり楽しみたいし、できれば東京へ行きたいし、さらにできるならオーラスに行きたいです。

でも今回はこれで満足。

東京へ行けた人たちを羨ましいと思う気持ちもないわけではないけど、レポを読ませていただいて楽しかった時間をおすそ分けしていただけるだけで十分です。

あと2日。
また嬉しいお知らせが聞けるといいな。

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かのん
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自己紹介:
どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?