2008/11/02 22:50:16
パーティーに行けないシンデレラは今日も1人で泣いていました。
パーティーに行った娘さんたちが、王子様がどんなに素敵だったかぶろぐというところで口々に語り合っているのをこっそりのぞき、どんなにのぞんでもかなえられることのない願いがむなしくて、いっそ王子様のことなんて忘れてしまおうとさえ、思うのでした。
あひ見ての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり (藤原敦忠)
実際に会ったことがあるわけではありませんが、彼に興味がなかった頃はこんなふうに悲しい思いをすることもなく、彼を知らなければこんな辛い思いをすることもなかったのに・・・と一人涙するシンデレラに追い討ちをかけるように働け働けという主人。
世間では3連休と言うらしいのですが、シンデレラにお休みはありません。
シンデレラはパーティーには行けませんが、音楽会でピアノを弾かなければなりませんので、家事の合間にピアノの練習もしつつ、ピアノを弾く暇があれば働けとまた怒鳴られ、ますます落ち込んでいくのでした。
お昼からはシンデレラは主人と小人たちと町に買出しに出かけました。
いつもはカーステレオで王子様たちのお歌を聴くのですが、今日はそんな気になれず、1人CDウォークマンで聴いていました。
目を閉じ、イヤホンを手で押さえ、周りの世界を遮断して一人王子様たちの歌の世界へと心を預けていると・・・。
ああ、なんて美しい声でしょう。
たとえ生で聴くことができなくても、この声に出会えたことはなんて幸せなんだろうと、この声に出会えた奇跡に思わず手を合わせ祈りたくなりました。
なんてきれいな、なんてやさしい声・・・。
MDくんの声はやさしいです。
それはあたたかく包んでくれるやさしさ。
でもTGくんの声は哀しいやさしさ。
この人はなにかとても辛いことを抱えている、もしくは抱えていたのではないかと感じる切ない声。
でも、それに負けないまっすぐな強さも感じます。
いろんなこと言われているけれど、この人は本当はとてもやさしいきれいな心を持っているんじゃないって、そんな気がします。
昨日は彼のことを師匠だなんて書きましたが、私にはこんな歌は歌えません。
こんなにやさしいきれいな声を私は持っていません。
その声にふさわしい心も。
シンデレラは王子様のうつくしい歌声を聴いて自分が恥かしくなりました。
自分の境遇を嘆いたり、人のことを妬んだりしていた自分が。
そして、たとえパーティーに行って直接その声を聴くことができなくても、CDで彼の歌声を聴けるだけで十分幸せなのだということがわかりました。
この声をもっともっと聴いていたいから、「tegomassのアルバムを出してください」とシンデレラは神さまにお願いしました。
パーティーには連れて行ってくれなくても、それくらいの願いなら叶えてくれてもいいでしょ?
そういえば、シンデレラのお話に小人はでてこないんだっけ。
まっ、いっか・・・。
パーティーに行った娘さんたちが、王子様がどんなに素敵だったかぶろぐというところで口々に語り合っているのをこっそりのぞき、どんなにのぞんでもかなえられることのない願いがむなしくて、いっそ王子様のことなんて忘れてしまおうとさえ、思うのでした。
あひ見ての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり (藤原敦忠)
実際に会ったことがあるわけではありませんが、彼に興味がなかった頃はこんなふうに悲しい思いをすることもなく、彼を知らなければこんな辛い思いをすることもなかったのに・・・と一人涙するシンデレラに追い討ちをかけるように働け働けという主人。
世間では3連休と言うらしいのですが、シンデレラにお休みはありません。
シンデレラはパーティーには行けませんが、音楽会でピアノを弾かなければなりませんので、家事の合間にピアノの練習もしつつ、ピアノを弾く暇があれば働けとまた怒鳴られ、ますます落ち込んでいくのでした。
お昼からはシンデレラは主人と小人たちと町に買出しに出かけました。
いつもはカーステレオで王子様たちのお歌を聴くのですが、今日はそんな気になれず、1人CDウォークマンで聴いていました。
目を閉じ、イヤホンを手で押さえ、周りの世界を遮断して一人王子様たちの歌の世界へと心を預けていると・・・。
ああ、なんて美しい声でしょう。
たとえ生で聴くことができなくても、この声に出会えたことはなんて幸せなんだろうと、この声に出会えた奇跡に思わず手を合わせ祈りたくなりました。
なんてきれいな、なんてやさしい声・・・。
MDくんの声はやさしいです。
それはあたたかく包んでくれるやさしさ。
でもTGくんの声は哀しいやさしさ。
この人はなにかとても辛いことを抱えている、もしくは抱えていたのではないかと感じる切ない声。
でも、それに負けないまっすぐな強さも感じます。
いろんなこと言われているけれど、この人は本当はとてもやさしいきれいな心を持っているんじゃないって、そんな気がします。
昨日は彼のことを師匠だなんて書きましたが、私にはこんな歌は歌えません。
こんなにやさしいきれいな声を私は持っていません。
その声にふさわしい心も。
シンデレラは王子様のうつくしい歌声を聴いて自分が恥かしくなりました。
自分の境遇を嘆いたり、人のことを妬んだりしていた自分が。
そして、たとえパーティーに行って直接その声を聴くことができなくても、CDで彼の歌声を聴けるだけで十分幸せなのだということがわかりました。
この声をもっともっと聴いていたいから、「tegomassのアルバムを出してください」とシンデレラは神さまにお願いしました。
パーティーには連れて行ってくれなくても、それくらいの願いなら叶えてくれてもいいでしょ?
そういえば、シンデレラのお話に小人はでてこないんだっけ。
まっ、いっか・・・。
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