2015/07/22 23:54:16
以前にも書いたことがありますが8年前に一緒に歌を歌っていた高校の後輩が亡くなりました。
その直後に行った定期演奏会ではみんな彼女に捧げるという想いで歌いました。
中でもアンコールで歌うジュピターは特に彼女との思い出が深いものだったので練習でも泣いてしまうメンバー続出。
でもそれは私達の事情であってきてくださるお客様にはほとんど関係のない私情です。
だから泣いてはだめなんだ、きちんと伝わるように歌わなければダメなんだということは指揮者からもリーダーからも何度も言われていました。
でも、ダメなんですよね。
私は亡くなったYちゃんとは初期の頃パートが同じで、ジュピターも隣で歌っていました。
だから隣にYちゃんがいないことが悲しくてどうしても歌えなくなってしまうのです。
その年の定期演奏会はダメでした。
次の回もダメだったと思います。
もうひとつ、私には泣いてしまって歌えなくなる歌がありました。
それはハナミズキなんですが、その歌を歌うと決まった時にいつもはそんなことしないのになぜかその歌の背景なんかを検索してしまったんです。
そうしたら9.11のテロのことが出てきてそこから自分でその歌詞が意味していることをいろいろ想像してしまったらもう悲しくて歌えなくなってしまったんです。
でも、泣いていたんではその歌がちゃんと届かないし伝わらない。
だからと言って感情をこめないで歌うのも違う。
泣かないで歌えるようになるまでずいぶんかかりましたが今はなんとか歌っています。
それでもふっと気がゆるむとダメなんですよね。
自分にとって辛くて悲しい思い出がある歌を泣かないで、聴く人にちゃんとその歌のよさが伝わるように歌うってけっこうな精神力がいるような気がします。
自分にとって大切な人が亡くなった。
その人は自分の歌を聴きに来てくれるはずだったのに来られなくなってしまった。
そしてもう二度と自分の歌を聴いてくれることがない。
そんなとき、その人が来るはずだった場所でその人が好きだった歌を歌うことがどれだけ辛いことか・・・。
それでも天に向かってその人に届くように、そして私達客席の人達にもちゃんと伝わるように歌ってくれた彼は本当に強くてやさしい人だと思います。
そして何度も何度もこの人を好きでよかったと思わせてくれる彼に出会えたことが本当に幸せです。
でも
「泣かなかったからすごい」
とか
「辛いのにずっと笑顔でいてくれてすごい」
っていうのはちょっと違うかなと思うんです。
泣かないこともそんなそぶりを見せないこともプロなんだから当たり前。
それはてごちゃんだったからできたことではなくて、仮にもし他のメンバーに同じことが起こったとしてもきっと笑顔でいてくれたと思います。
アイドルに限らず他の俳優さんやタレントさん、ミュージシャンだってそうだと思います。
それを特別なことのようにすごいすごいとほめたたえられているのを見るとそんなこと本人は望んでいないだろうなって思ってしまします。
プロとして当たり前のことを当たり前にこなしただけ。
だけど立派だったと思います。
やっぱり私の思ってるとおりのてごちゃんです。
当たり前のことを当たり前にこなすのにどれだけ強い心が必要だったでしょう。
あの時期、シングルが出てアルバムも出ることが決まっていたしツアーの準備だって始まってさあこれからって時だったから。
辛かったと思います。
ソロ曲の練習もきつかったよね。
そんな中で私達に会うことを糧に乗り越えてくれたこと、私たちが力になれたことにありがとうという気持ちです。
ほんとはまだちゃんと読んだわけじゃないので早く全部読みたいんだけど隣町まで行かないと買えないからネットで注文したら発送予定日が24日とか・・・。
なのでちょっぴりネタバレ見ちゃいました。
ごめんなさい。
その直後に行った定期演奏会ではみんな彼女に捧げるという想いで歌いました。
中でもアンコールで歌うジュピターは特に彼女との思い出が深いものだったので練習でも泣いてしまうメンバー続出。
でもそれは私達の事情であってきてくださるお客様にはほとんど関係のない私情です。
だから泣いてはだめなんだ、きちんと伝わるように歌わなければダメなんだということは指揮者からもリーダーからも何度も言われていました。
でも、ダメなんですよね。
私は亡くなったYちゃんとは初期の頃パートが同じで、ジュピターも隣で歌っていました。
だから隣にYちゃんがいないことが悲しくてどうしても歌えなくなってしまうのです。
その年の定期演奏会はダメでした。
次の回もダメだったと思います。
もうひとつ、私には泣いてしまって歌えなくなる歌がありました。
それはハナミズキなんですが、その歌を歌うと決まった時にいつもはそんなことしないのになぜかその歌の背景なんかを検索してしまったんです。
そうしたら9.11のテロのことが出てきてそこから自分でその歌詞が意味していることをいろいろ想像してしまったらもう悲しくて歌えなくなってしまったんです。
でも、泣いていたんではその歌がちゃんと届かないし伝わらない。
だからと言って感情をこめないで歌うのも違う。
泣かないで歌えるようになるまでずいぶんかかりましたが今はなんとか歌っています。
それでもふっと気がゆるむとダメなんですよね。
自分にとって辛くて悲しい思い出がある歌を泣かないで、聴く人にちゃんとその歌のよさが伝わるように歌うってけっこうな精神力がいるような気がします。
自分にとって大切な人が亡くなった。
その人は自分の歌を聴きに来てくれるはずだったのに来られなくなってしまった。
そしてもう二度と自分の歌を聴いてくれることがない。
そんなとき、その人が来るはずだった場所でその人が好きだった歌を歌うことがどれだけ辛いことか・・・。
それでも天に向かってその人に届くように、そして私達客席の人達にもちゃんと伝わるように歌ってくれた彼は本当に強くてやさしい人だと思います。
そして何度も何度もこの人を好きでよかったと思わせてくれる彼に出会えたことが本当に幸せです。
でも
「泣かなかったからすごい」
とか
「辛いのにずっと笑顔でいてくれてすごい」
っていうのはちょっと違うかなと思うんです。
泣かないこともそんなそぶりを見せないこともプロなんだから当たり前。
それはてごちゃんだったからできたことではなくて、仮にもし他のメンバーに同じことが起こったとしてもきっと笑顔でいてくれたと思います。
アイドルに限らず他の俳優さんやタレントさん、ミュージシャンだってそうだと思います。
それを特別なことのようにすごいすごいとほめたたえられているのを見るとそんなこと本人は望んでいないだろうなって思ってしまします。
プロとして当たり前のことを当たり前にこなしただけ。
だけど立派だったと思います。
やっぱり私の思ってるとおりのてごちゃんです。
当たり前のことを当たり前にこなすのにどれだけ強い心が必要だったでしょう。
あの時期、シングルが出てアルバムも出ることが決まっていたしツアーの準備だって始まってさあこれからって時だったから。
辛かったと思います。
ソロ曲の練習もきつかったよね。
そんな中で私達に会うことを糧に乗り越えてくれたこと、私たちが力になれたことにありがとうという気持ちです。
ほんとはまだちゃんと読んだわけじゃないので早く全部読みたいんだけど隣町まで行かないと買えないからネットで注文したら発送予定日が24日とか・・・。
なのでちょっぴりネタバレ見ちゃいました。
ごめんなさい。
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