新しいお仕事ですが、やってることはお便りを３つに折って封筒に入れて封をするとか名簿を見ながらパソコンにデータを入力するといった先週までやっていた仕事とあまりかわらないものもあります。

でも、１年間そんな仕事をやらせていただいていたおかげで職場が変わってもスムーズにできるのがありがたいです。
名前の変わった読み方なんかも前に何度も見ているから迷わず読めますし、入力の仕方もパソコンのデータのほうで名前が見つからないときはどうやって探せばいいのかもわかっているので誰かを頼らなくてもできます。

なんだかキツネにつままれた（と表現した人がいましたが、ぴったりだと思いました）みたいになって仕事をなくして、１年間お情けで使ってもらっているみたいに感じていました。

それさえも月に数日しかなく、そんなふうになってしまった自分の運のなさを嘆いたりもしました。

でも、すべてはここにつながっていたのかもしれません。

初めて年間通してフルタイムで働ける仕事に就くことができたのも去年１年があったから。

あのとき、あの仕事についていたら今の仕事はありませんでした。



もしかしたら今度こそ嬉しいお知らせが聞けるかも。
そんなことを思いつづけて早半年。

こんな日がいつまで続くのだろうって不安になることもあるけれど、きっとむすぐ

「あの日々があったから今があるんだ」
「全てはこの日のためにあったんだ」

そんなふうに思える日が彼らにも来ると信じています。