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私が今大好きだと言える人に出会ったきっかけは1冊の本でした。
何度も書いているようにそれが「しゃばけ」なわけですが、それ以前にもそこへと導いてくれる1冊の本との出会いがありました。

額に稲妻形の傷を持つ魔法使いの少年のお話です。
村一番のポッタリアンを自負するくらいどっぷりハマったお話でした。

シリーズの3巻に「吸魂鬼」というのが出てきます。
「地上を歩く生き物の中で最も忌まわしいものの一つ」※1と言われており、「これに近づきすぎると楽しい気分も幸福な思い出も一かけらも残さず吸い取られ、最後は吸魂鬼と同じ邪悪な魂の抜け殻の状態にさせられてしまう」※2のです。

ハリポタに出会ったころの私がまさにその状態でした。
もう何もかもが嫌で楽しいこともなくて、慰めてくれるものも癒してくれるものも何もないと思っていました。
毎日をただ主婦として妻として母としての務めを果たすだけ。
大好きだった音楽も本も手に取る気も起らないし、音楽を流し文字を目で負ったところで心の中には何も入ってきませんでした。

そんなある日テレビでその映画のCMを見たのです。

なんか面白そう。

久しぶりに自分から何かをしてみたいと思いました。

そういえばその本がすごく売れてるって新聞に載ってたっけ。
もしかしたら学校にもあるかも。

そう思ってタロウ君に聞くと学校でも人気で順番待ちになってるけど、もうすぐ借りられるから先に読ませてあげるよと言ってくれました。

そうして読み始めたハリポタは本当に面白くてすっかりハマってしまい、4巻以降は日本語訳が出るのが待ち入れなくて原書で読んだくらいです(読めてないけど)

それから関連本と言われている専門家の方がいろいろ分析されている本やファンやオタクの方々の熱い思いのこもった本の存在を知り、そこからファンサイトというものを知り、あんなものやこんなものも知り、オタクの世界にちょこっとだけ首を突っ込んだりもしました。

そうしてまったく読まなくなっていた本をまた読むようになり、そのことが「しゃばけ」との出会いへ導いてくれたのだと思っています。

そんな私にとって特別な作品であるハリポタ。

その映画を見てきました。
今の私のはじまりの映画。
そのラストをしっかり見届けてきました。

感想は長くなるのでまたあらためて。



映画っていいですね。

あの大きなスクリーンも最高。

そのスクリーンをほぼ一人占め状態(私の他には一つ前の列の端っこにおばちゃんがひとりいるだけ)でミライを見られたのはほんとに幸せだったなって思いだしたり、ペンギンの第2弾も声優さんやらせてもらえないかなって思ったり、何をしていてもすぐに別の人につなげちゃうんですけどね・・・。


※1・※2 「ハリー・ポッター大辞典」 原書房より


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かのん
性別:
女性
自己紹介:
どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?