わがままを通すことはよくないことだと思います。
でも最後の最後まであきらめたくないと思っていました。
あとで後悔するくらいなら最後の最後までねばろうって。
そして決めたタイムリミットは9月4日朝。
チケットが届く直前です。
どちらにしても一緒に行ってくださる予定のMちゃんにはチケットが届く前にお返事をしなきゃって思いました。
チケットが届いてからだと席を見て決めたみたいになっちゃうから。
私の大阪行き計画に京セラが含まれてるとわかって、ダーリンは行かないと言いだしました。
サブちゃんが楽しみにしていた海遊館にも行かないって。
なので3日の夜、もう一度聞いてみました。
「海遊館にも行かないの?」
って。
返ってきた答えは一言
「行かん」
それじゃあサブちゃんがかわいそうだから
「もう私は行かなくていいからサブちゃんだけは連れていってあげて」
そうお願いして布団に入りました。
完全に怒っちゃってるダーリンにどうしていいかわからず、背中向けるのも拗ねてるみたいだし、くっついていくのもなんだか甘えているみたいでわざとらしいし。
だから何にも考えないでダーリンとは離れて、さあ寝ようと思った瞬間、久しぶりにあってしまいました。
金縛り・・・。
怖い・・・。
必死でダーリンに助けを求めました。
自分でもうなり声しか出せないのはわかっていましたが一生懸命声を出して、手を動かそうとして。
でも実際には声も出せないし、体も動かせません。
やっと解けて急いでダーリンにくっつきました。
こんなこと(コンサートに行かせてもらえないこと)でダーリンに腹を立てたり恨んだりしちゃだめってことなんだなって思って、何を言われても何をされてもこの人を大切にしなきゃって思いました。
もう大阪行きのことには触れないことにして、翌朝も普通に送りだして、いつも通りの土曜日を過ごしていました。
ところがお昼頃になってダーリンからメールが来ました。
「いつもがんばっているのに好きなことを我慢させるのはかわいそうかな。好きにしていいよ」
って。
やった~!!
よかった。
これで大阪に行ける!
自分で納得できるまであきらめないでねばってよかったです。
最後まで強引に頼み込むより謙虚に控えめにお願いし続けて、ダメだと思ったら潔くあきらめる・・・そう決めてたのがよかったみたいです。
あの金縛りもね。
怖かったけれどあれがなければ私はダーリンのことを恨んじゃったかもしれません。
結局その後はいつものダーリンで今日もさんざんけなされて批判されてばかりでしたが、わがままきいてもらってるんだから感謝しないとね。