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先日の日曜日ジロウくんの学校まで片道2時間かけて行ってきました。

往復の車の中は歌の時間。
行きは自分が歌う歌をCDに合わせて歌い帰りは大好きな歌をiPodで聴いていました。

今練習しているのは定期演奏会に歌う曲で全部で十数曲あるのですが、その中でその日はさだまさしさんの曲集を歌いました。

全部で8曲歌う中でどうしても途中で泣いてしまって歌えない歌があります。

「夜想曲」という歌です。

私が泣いてしまうところの歌詞です。

愛しいあなたや あなたのまわりの
全てがしあわせでありますよう
愛しいあなたの 小さな生命を
護りゆくことが私の願い

という部分と

春の花も鳥も 夏の風も月の光も
みんなあなたの 味方でありますように
私が愛するように

~さだまさし 作詩・作曲  「夜想曲」より ~


というところ

私にとって大切な人たちの顔が浮かび、愛しいという想いと、ずっと幸せでいてほしいという願いがあふれてきてしまうのです。

なんて素敵な歌なんだろうって思います。
でも私が泣いてちゃダメなんですよね。
今私が感じている想いを今度は聴いてくださる人に伝わるように歌えなければ。

そんな泣き歌なんですが、泣かないで歌える時もあります。

この前の練習日はホールを借りてステージでの練習でした。
でも参加者が少なく各パート2~3人。

私のパートも2人だけだったんですが、もう一人が喉の調子が悪くほとんど声が出ない状態で完全に私のソロでした。
しかも今回歌うさださんの曲集は珍しく私のパートがほとんど主旋律を歌うんです。

なのでその日は私のソロが多くて、そこに他の2つのパートのコーラスやハモリが入るという歌ばかりでした。

ステージの上でひとりで歌うってすごく緊張するんですよね。
しかもまだ完全に覚えているわけではないので音を探りながら歌ってる時もあって、まずちゃんと歌わなければとそのことばかりに気をとられてしまっていました。
言葉より音の正確さを重要視していたんです。

そうなると涙なんて一滴も流れません。

今は練習だからそれでもいいけど、誰かに聴いていただくときにこれじゃダメだなと思いました。


逆に上手く歌おうとしていないのにいい感じで歌えたなと思う時があります。

それは誰か特定の人を思い浮かべたときやその人に伝えたいと思ったとき。


そう思うとやっぱり歌は心なんだなと思います。

そして何でもかんでも「伝えなきゃ」って力が入っちゃうのもダメ。
想いがどこへ向かっていいのかわからなくて失敗します、私の場合。

思わず涙が込み上げてきたり、笑顔になれたりするくらい誰かを想って歌えたら、聴いてくださる人たちにもなにか伝わるのかもしれないなと最近思うようになりました。

でもほんとに泣いちゃったら伝わるものも伝わらなくなるので(言葉とか)泣かないで歌えるようにしとかなきゃね。
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かのん
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自己紹介:
どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

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クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?