オリスタで「天使ような美声」「透明感があってのびのびと優しい」と絶賛された手越くんの歌声について考えてみました。
(舞台そのものの感想は後回し・・・)
先に舞台を見に行かれた方の感想では「オペラのような歌い方」と書かれていることが多かったので、私は男声の力強いアリアのような歌い方を想像していました。
たとえばモーツァルトの《ドン・ジョバンニ》とか《フィガロの結婚》《魔笛》の中のアリアとかフィギュアスケートで使われた ビンチェロ~ ビンチェ~ロ~ (《トゥーランドット「誰も寝てならぬ」》みたいなのを思い浮かべていたんです。
それとか秋川さんのとか。
テレビでも披露した例のクジラも跳んじゃう歌です。
でも、ぜんぜん違いました。
手越くんのファルセットは今までにも聞いたことがあるし、とっても好きなのですが、さらにグレードアップしたっていうか別ものっていうか。
オペラって言っても男性なのでテノールくらいだと思っていたのですが、聴いてみたら完全に女性の声だと思いました。
なんだろう?
カウンターテナー?
ソプラニスタ?
どちらもCDを持ってるけど、それとも違う気がしました。
一番近いのはボーイソプラノかな?
カストラートって実際には聴いたことがないけれどどんな感じなんだろう?
ところであの歌のことぜんぜんわからないので調べてみました。
「俺にも子供の頃があった」っていう歌なんですね。
原曲は「It Was A Very Good Year」っていうことで歌っている動画を探してみました。
それがおじさんばかりでぜんぜん雰囲気がちがっていたのですが、なんとあのマイケルが子どものころに歌っている動画を見つけました。
私の中ではあれがいちばん近いかな?
とにかくあの高音最高。
やっぱり私の一番好きな歌声です。
(話してる声も好きだけど)
今までに一度だけ
「この声だ!」
と思ったことがあります。
それがサラ・ブライトマンなのですが、初めて聴いたときなんてきれいな声なんだろうと思い、私にとっていちばんの声を見つけたとうれしくなりました。
手越くんのあの歌はその時以来の衝撃でした。
もっともっとあの声を聴いてみたいです。
本格的なオペラとか出ないかな?
女性の役で。
まあ無理でしょうけど。
せめてはやくDVDになってほしいです。