2011/08/26 23:56:43
家の外に出るのが怖い
家の前の道路を見るのが怖い
車(特にトラック)を見るのが怖い
車の音を聞くのが怖い
何を見ても何を聞いても何をしていてもくぅのことを思い出し、涙っていくらでも出てくるんだって知りました。
凛は帰ってきたけど外で過ごすことが多くなり一人ぼっちのスーを見ているとかわいそうでかわいそうで。
ほんの数秒・・・いえ1秒にも満たない一瞬のことだったのに。
あの一瞬が無事に過ぎていたらこんなにつらい思いをすることはなかったのに。
あのとき〇〇だったら
あのとき〇〇じゃなかったら
考えれば考えるほどいろんなことが浮かんできて悔しさがこみ上げてきます。
だけど・・・。
そんなことどんなに考えたってくぅが帰ってくるわけじゃありません。
忘れなきゃ。
もう考えないようにしなきゃ。
くぅはほんの少しかすり傷があった程度でほんとうにきれいなままの姿でした。
そのくぅを私は病院までの往復2時間ずっとこの手に抱いていました。
やわらかくてあたたかくて、息をしていないとわかっていても眠っているとしか思えませんでした。
こんなきれいな姿のままきっと苦しむこともなく旅立つのだからよかったんだ・・・
そう思おうとしました。
でも気がついたら私の指が濡れていたんです。
私はまだ泣いていなかったし、くぅの体はどこも濡れていません。
もしかしてくぅの涙?
開いたままの目を閉じようとずっと瞼をなでていたから。
くぅも無念なんだよね。
そう思ったら辛いことは忘れて楽しかったことだけ覚えておくことなんてできないと思いました。
私が悪い
私が悪い
私のせいだ
だけどそうやって自分を責め続けてどうなるの?
同じように大切な家族や仲間を失くし悲しみ、苦しみを抱えている人はたくさんいます。
特に今年は・・・。
それでもみんな生きていくんですよね。
いつものように棚の上に乗って天井すれすれのところで寝ようとしていたスーがなんだか落ち着かない様子で天井を見つめていました。
そこにいる何かを感じているようでした。
その後スーは落ち着いて丸くなると穏やかな、幸せそうな顔で眠りにつきました。
もしかしてくぅが来てる?
そのスーの寝顔を見ていたら少し気持ちが軽くなりました。
いろんな人から慰めの言葉をかけていただき、どうしようもないことだったんだと言われましたが、それでも自分を許せないことには変わりありません。
だけどこのあまりにも痛い出来事を教訓にこれから生きていきたいと思います。
こんなときになんですが、楽しみがあってよかったです。
それがなければほんとうにどうかなってしまいそうでした。
ごめんね。
くぅがいなくなったのにそれでも変わらずに自分の楽しみを忘れないなんて。
なんだかしばらくこんな日記が続くかもしれません。
暗くてすみません。
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