あれから一週間・・・からさらに一週間。
名古屋の感想をちゃんと書かないうちに広島や仙台や岩手のレポを読ませていただいていたら、名古屋に行ったことさえ誰かのレポを読んで自分が行ったような気になってるだけじゃないかと思えてきました。
そんな夢のような二日間が終わり、あのとき自分もずっと笑顔でいようと誓ったにもかかわらず誉めることばかりというわけにも行か叱ったり泣かせたりしながら自分もクタクタな日々。
そんな毎日の中で私を脅かすものが今年もやってきました。
暖かくなったとたんに巣を作り始めたりブンブン飛び回ったり。
去年は刺されちゃったんですよね、そのスズメバチに。
うさぎの世話をしていた子どもたちが4人刺され、私は逃げ出したうさぎを追いかけ捕まえて小屋に戻したまではよかったんですが、そのあと無謀にも巣を確認に行ったんです。
そして見つけた巣の周りには何十匹というスズメバチ。
そのまま急いで逃げたのですがしっかり尾行され、それを見つけた子どもに知らされて急に動いてしまったために刺されたんです。
その後もなぜかスズメバチに付きまとわれることになり寒くなってハチがいなくなるまで何度も怖い思いをしました。
(ハチを引きつける何かを持っているんじゃないかと言われちゃいました)
それでも今年もハチが飛び回るようになると常に子どもたちを守らなゃという思いの方が先に立ち、自ら毎日ハチの巣やハチの行動をチェックしてしまうんですよね・・・。
今日も見つけました。
去年私が刺されたキイロスズメバチよりさらに大きいオオスズメバチを。
その付近に立ち入り禁止のテープを張ってもらい、子どもたちが近づかないように見張っていると小さな子どもが聞いてきました。
「誰が悪いの?」
そうだ、それをちゃんと伝えなきゃ。
昨日はハチだけじゃなく熊も出ました。
運動場の南側の山に。
なので今日は通学路に大人が立って見守りました。
「ハチや熊に近づいちゃだめだよ」
子どもたちにはそう話したけれど、それだけじゃだめですよね。
ハチや熊たちにも言い分はあるはず。
私たちにとって怖い生き物。
でもその生き物たちが悪いわけじゃない。
熊だってスズメバチだって一生懸命生きているだけ。
自分の身を守るために攻撃してくるだけなんです。
熊だってスズメバチだって
地球の仲間さ 一緒に歌おう
ってわけには簡単にはいかないけれど、お互いに相手の生活を脅かすことなく共存できたらいいのにと思います。
仕事のことは忘れてまたあの夢のような世界のことだけ考えようっと。