土日はやりたいこともやらなきゃいけないことも山ほどあるのですが、今日は練習、明日は本番。
県内のホールで歌ってきます。
自分たちの出番の他に明日は講習会もあり、講習を受けた後のお披露目もあって合計3回ステージに立てるようです。
ステージに立ったらステージから見る客席はどんな感じなのかとか、私が座る予定席の辺りはどんなふうに見えるのかとかチェックしてこようなんて思ってます。
もちろん会場は違いますが、なんとなく雰囲気だけでも。
明日のはコンクールではないのでそんな余裕もあるかななんて、何しに行くつもりなのやら・・・。
でも、今回もそうですが毎回悩みます。
私はステージに立ってもいいのかと。
このステージに向けて自分はやれるだけのことをやってきたかと問われたら、決してYesとは言えません。
常に上を目指して努力し続けることができなくなったらそこでおしまいだというのが私たちの指導者の考え。
素人の趣味の集まりですが、ただ集まって楽しく歌えればいいというだけのものではないのです。
もちろん素人なので全てを歌に注ぐこむことはできません。
だけど自分にとってできるだけのことをしているかと言えばぜんぜん。
例えば体を鍛えているわけでもないしヴォイストレーニングをしているわけでもありません。
毎日納得がいくまで歌っているわけでもありません。
そこまでできない私がこのまま続けていていいのかなと練習のたび、本番のたびに思うようになりました。
でも、やっぱり歌いたいという思いは消えなくて。
歌を歌だけならどんなふうにだって歌えます。
家でCDに合わせて歌うことも、自分でピアノを弾きながら歌うこともできます。
カラオケに行って歌うことだってできます。
だけどそれだけではやっぱり物足りなくて。
「歌うってことは伝わってこそ意味がある」
と定期演奏会の後に指揮の先生に言われました。
自分だけ気持ちよくてもだめ。
カラオケに行って聴いてくれた人が「うまいね」って言ってくれてもだめ。
気持ちよくなりたいんじゃない。
ほめられたいんじゃない。
「うまいね」って言われるより、聴く人に何かを伝えられる歌い手になりたい
手越くんがそう言っていた気持ちがよくわかります。
メンバー最年長でほとんどのメンバーより10歳前後年上で、中にはもっと若い子もいて、私にはもう無理ってあきらめそうになるけれど、
あきらめた人からどんどんすたれていく
「これ以上は無理」って思った人から、どんどんダメになっていってしまう
あきれめないで努力することが大事
雪ちゃんもそう言ってましたしね。
まだまだすたれちゃうのは嫌だなと思うので10年先も歌い続けられるよう、あきらめないことにします。