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私は子どものころから歌が好きで音楽が好きで、音楽の持つ力の素晴らしさを実感することが何度もあったけれど、それは小さな世界でのことで、目の前にいるから、一緒に歌ったり聴いたりしているからともに体感できるものだと思っていました。

学校の合唱コンクールでクラスがひとつになったとか、音楽の授業が楽しいと子どもたちが言ってくれたとか、音楽会や演奏会で演奏や歌を聴いて涙を流しくれた人がいたとか。

知っている者同士だからこそ伝わるものもあるのだと思っていました。

もちろん直接知らない人の歌や演奏に感動することはあっても、それは自分だけのもので、誰もが同じ気持ちになり同じ行動をとるなんてことが起こるのを、私は今回の2ndツアーで初めて経験しました。



最初は長野。

長野では4公演中3公演入らせていただきました。
どこの会場でも最後はみんなで合唱になるけれど、2人が歌い始めるのと同時に会場のみんな歌い始めて最初から全員で合唱するのが普通なんだとその時思いました。

その前に入った名古屋では長野に比べて会場が広いこともあり、そこまでの一体感は感じなかったので、やっぱり長野は会場が狭いからみんなの気持ちもひとつにまとまりやすいんだなと思っていました。

それでも驚いたのは長野のラスト。

それまでは最初から一緒に歌っていた会場のみんなが歌わなかったんです。
ずっと黙って聴いていました。

そして去年のツアーだと会場に向かって2人がマイクを向けたところからみんな申し合わせたように歌いだしたんです。

そんな打ち合わせしてないよね?
なのになんで?

そんな話を一緒に行ってくださったJさんにしたら、

「最後だからふたりの歌をしっかり聴きたいとみんなが思ったんじゃない?」

と言われました。

確かにそうでしょうけど、それだけでみんなが同じ行動をとるということがとても不思議で、そこまでみんなの心をひとつにしてしまう2人の音楽の力って素晴らしいと思いました。

それでもまだ会場が狭いからこそ起こったことだろうという気持ちもあったんです。

でも、違いました。
代々木でも同じことが起こったんです。

私は2日目の1部とオーラスしか入っていないので、他の回がどうだったのかはわかりません。
だけどやっぱり2日目は最初から歌い、ラストでは最初は歌わないという同じことが起こりました。

私はファンの方のブログも拝見するし、掲示板も見ます。
でもそんな相談がされているのを見たことがありません。

前にNEWSのツアーのときに一度ペンライトを消してある部分で一斉に光らせようという計画があって、ブログでも掲示板でもお知らせされていましたが、実際には上手く行かなかったみたいです。

先に相談していたって上手くいかないのに、、打ち合わせもしないのにみんなが同じ気持ちになるってかなりすごいことなんじゃないでしょうか。

今回のツアーでは私は高い位置から見させてもらうことが多かったので、会場全体がよく見えたのですが、会場のあちこちで同じ動きが見られました。
最初はペンライトを振っているのですが、だんだん動かなくなってくるんです。
そして身動きもしないでじっと2人の歌に聴き入っている人がたくさん。

そして湧きあがる拍手。
鳴りやまない拍手。

でもノリのいい曲になると

「いくぞ~!」

の掛け声に合わせてまた勢いよく揺れ出す光。

音楽を届ける側と受け取る側がほんとうにひとつになって、一曲、一曲が作り上げられているのを感じました。


そして私が感じた見えない力。

ラストの公演の開演時間が近づき、座席が埋まり、あとはふたりの登場を待つだけになっている時、何かとっても熱い思い想いを感じました。
それは会場に集まったみんなの、ふたりが大好きっていう想い。
今この時間が楽しくて楽しくてたまらないというとっても熱い熱い想い。

でもそれとは別の想いも感じたんです。
もっと上の方にある何か遠いところから送られてくる想い。

私は不思議なものを感じる力なんてありません。
見えないものが見えたりもしません。

それでもなんかわかったんです。
とっても強い想いを感じたんです。


今日その場所にいたかったよ
行きたくて行きたくてたまらなかったけど
今日は行くことができないけど
ふたりのことが大好き
どうか最後までふたりが力を出し切って
おもいきり楽しむことができますように
ツアーのラストが無事成功しますように


それを感じた瞬間、自分もずっと同じ想いを抱えていたことを思い出して、今日その場にいられない人たちにごめんなさいっていう気持ちになってしまいました。
それでも自分は幸運にもこの場にいられることが嬉しくて幸せで、でもここに来るには決して簡単なことではなくていろいろあったことなんかも思い出して、もう最初から涙、涙のラストステージでした。


そしてさらに見えない力の存在を感じた手越くんの言葉(正確ではないです)

今日来られなかったけど、
ラスト成功するように祈ってくれているのを感じていました
全国のテゴマスファンにも大きな拍手を

佐賀でのツアーラストのときにも

来られなかったファンにも拍手を

って言ってくれたって聞いて感激しましたが、ラストではその中に

「祈ってくれてるのが」

という言葉が入っていて、彼も本当に感じていたんだと思いました。

でないと「祈ってくれている」なんて言葉は出てこないんじゃないかなって。

普通は「応援してくれている」って言うんじゃないかな?
でも実際にはファンは祈ってるんです。

私も行けない時には祈っていました。

それがわかるってことは実際にファンのブログなんかに目を通しているかつぶやきを見ているか、または本当に感じたからなんじゃないかって思いました。



話はそれますが私は手越くんが祈っている姿が好きです。

浴衣を着て神社で手を合わせて祈っている写真、大好きです。(持ってないけど)
走魂の初回で神社で祈っている姿も好きです。

彼は自分の努力で成長を続けてきた人で、神頼みとか運とかでなんとかしようなんて人ではないけれど、「祈り」とか「想い」みたいなものをとても大切にしている人なんじゃないかって思うんです。

だからこそ来られなかった人の想いを感じることができたんじゃないかな。

もちろんまっすーもみんなの想いをちゃんと受け止めてくれていて、人一倍ファンへの想いが強いと思います。

それがあの

「一度だって嫌なんだよ」

とか

「スーパースターになりたいから」

っていう歌詞に表れているんだと思います。


なんかどんどん話がそれていっちゃいましたが、とにかく見えない力の存在を強く感じたライブでした。

その見えない力をどんどん引き出すテゴマスの愛のパワーは素晴らしいです。

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かのん
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自己紹介:
どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?