カバーの話ですが、元歌を知らなかったのでいろんな事情もわからなかったのですが、ちょっと調べてみていろんなことがわかるたびに、これは最初に考えていた以上にすごいことなんだって思えてきました。
この前ちょこっと審査員の言葉を書いたアカペラ番組、何度か見ていますが去年は見ませんでした。
そこで歌われたんすね、あの歌。
そして反響が大きくてすぐに着うたで1位になりました。
もう解散してしまったグループの曲が1位になるのは初めてだったそうです。
そのテレビ番組で歌われた歌は某所にもアップされ、評判がとてもよくて「とてもよかった」「感動した」「この歌が大好きになった」といったコメントがいっぱい書きこまれています。
この歌、今もう一度売りだしたらいけるんじゃないか
(それが「伸びしろがある」ってことですね)
そう思ったのは誰だったのかはわかりませんが、それが去年の夏の終わりから秋にかけての話です。
ということは、あの日「水面下で」と言っていたのはこの話ではないですね。
「今年はまだシングルを出していないし」って言っていたので、シングルを出すということで話が進んでいたんだと思います。
で、いろいろ考えているところにこの話がやってきたってことかな?
この歌をもう1回売りだそうということになって、誰が歌うかってことになって。
もともと歌っていた方がソロでCDを出されることになったそうですが、この歌はふたりで歌ってこそなので本人でもソロはないですよね。
そこでだれか2人組ってことになってきっといろんなデュオの名前が挙がったんだと思います。
もしかしたら他に歌ってほしいデュオがいて、オファーをしたけど断られた、または上手く話がまとまらなかったってこともあったかもしれません。
そんな中でてごますの名前が挙がったことがうれしいです。
そしてふたりが素直に喜んで、歌いたいと思って、自信作と言えるものに仕上がったことがほんとにほんとにうれしいです。
この歌のことを知れば知るほど名曲と言われていることや大好きという人が多いことがわかり、そんな曲を大好きなふたりが歌うことがどれだけ素晴らしいことなのかってなんかわくわくしてきます。
あの日、アカペラで決勝に進出したグループがこの歌を歌わなかったら
この歌を聞きたいと思う人があんなにたくさんいなかったら
この歌をもう1度売りだそうと思う人がいなかったら
そして話を進めていく中でてごますの名前を上げる人がいなかったら
もしも事務所がその話を断ったら
この話はなかったんですよね。
テレビでプロではない子たちが歌っただけでもあんなに反響があったのなら、それがCDとして売り出された時にはどれだけの人が聴いてどんな反応をしてくれるのか、楽しみでちょっと怖くてドキドキです。
それは本人たちも同じなんでしょうね。
それが「ハードルが高い」ってことでしょうし。
なんにしてもついてくるのは事務所の名前
じゃにいずだから
じゃにいずなのに
じゃにいずだけど
事務所の名前に関係なく
この歌いいね
このふたりいいね
って言ってもらえたらいいな。
「みんなにいいねって言ってもらえる歌を歌おうね」
って言っていたふたりの想いがたくさんの人に届きますように。