前の予告映像ではぼかしてあってはっきりわからなかったkissの相手がわかりました。←訂正　（　っていう映像をどこかで見た気がしていたのですが、あらためて今までの映像を見ても誰なのかはっきりわからない相手とのキスシーンなんてありませんでした。）

前回はなかったキスシーンもあるってことで、相手の顔ははっきりわからないけれど眼鏡かけてますからたぶん彼だと・・・。
（眼鏡をかけたユウジとかもありかも）

でもこれで原作通りらしいことが予想できるのでよかったなと思います。

原作といえば文庫本も買いました。

翻訳者が単行本と違うので、同じ内容でも表現の仕方とか言葉の選び方が違うのですが、やはり先に読んだからか単行本の方が私は好きです。

もし文庫本を先に読んでいたらここまでこのお話を好きにならなかったかもしれないと思いました。

そういう違いがないように自分の感覚で読めるように英語版も買ったので映画の公開までに読み切ってしまいたいのですが、定演までに完璧に覚えたい曲が２０曲、その日前に伴奏する曲が３または4曲。

1日のうちのほとんどを曲を覚えることに費やしたいくらいなので当分お預けになりそうです。

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「ミライ」は原作では「will」

以前にも書いたことがありますが、この「will」という文字、主人公の親友の名前としてだけではなく何回か出てきます。

曲のタイトルだったり、何かを誓う大切な言葉だったり・・・。

つまりこのお話の中でとっても意味のある言葉であり名前だと思うのです。

映画化にあたり「Will」は「ミライ」と日本の名前に変えられていたけれど、ミライはもちろん未来だと思います。
素敵な名前だと思いました。

「will」の使い方を見てもこの作家さんは名前の意味とかすごく意識して大切に書かれているんだろうなと思ったのですが、「ナオミ」にもちゃんと意味があるのだとプレスを読んでわかりました。

「ナオミ」は原作でも「ナオミ」

「ナオミ」ってアメリカでもポピュラーな名前なんだそうで、そういえばナオミなんとかっていうモデルさん（？）もいましたね。
原作のナオミも一応アメリカ人。
一応というのはナオミの両親は実の両親じゃないから。

だけどこの「ナオミ」は日本語のナオミを意識した名前なんだそうです。
ちゃんと漢字にあてはめられていました。
英語の名前じゃなくてちゃんと意味のある「ナオミ」なんです。

だけどこのお話を書いた時には日本人のナオミとして映画化される予定は全くなかったとか。
縁って不思議ですね。

で、とても重要な意味を持つ名前の持ち主であるWill＝ミライは映画でもキーパーソンだそうだし、私は主演の方よりいい役なんじゃないかと思っています。
主演じゃないから出番も少ないかもしれません。
スポットが当たることもあまりないかもしれないし、注目されることも少ない気がします。
もっとも切ない役だとも聞きました。

それでもこの役を演じられること、選んでいただけたことにとても大きな意味があると思います。

雪ちゃんもかわいくて好きですが、このミライが一太郎と並んで本当に大好きなので、その役を大好きな人が演じてくれるなんて幸せだなぁって思います。

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気になるのはチラシとかに書いてある

運命は、誰も想像できない“ある結末”を用意していた。

って言葉。

原作のラストも意外といえば意外な結末って気もするけど、それとも違うってことかな？

おなじくチラシに書いてある

恋をした次の日に、わたしは、キオクを失った・・・

とか

「顔の見えない誰」とのキス

とかって原作読んでると相手が誰か想像できちゃうんだけど。

映画雑誌のＨＰで紹介されている中にも

果たして　本当に愛していた人、そして本当に愛してくれた人を思い出すことができるのか

って言葉があって、やっぱりラストはそうなんじゃないかって思ってしまうんだけど、それならそれで嬉しいし、そうじゃなくても違うラストで楽しめるような気がします。

ただいろんなところで目にする監督さんのコメントや撮影情報なんかを読むとけっこう原作に忠実な気がするので私が好きなあんなシーンやこんなシーンが見られるのがとても楽しみです。


この映画のプレスも目にする機会がありました。

やっぱりミライのことが気になるのでそこだけしっかり読んだのですが監督さんが彼を起用したポイントとして

「彼の出演作をいろいろ見ていて、彼には人に愛される能力があるんじゃないかと思った」

そうなのですが、さらに嬉しかったのが

「音楽的な響きを持った彼の声質も、今回のキャラクターにぴったりだと思った」

という言葉。

私、彼の声が大好きだし、歌声も本当に大好きなので「音楽的な響き」という表現が素敵だなと思いました。
それにキャラクターにぴったりの声ってやさしくて切ない声ってことかなって思うので、そんなふうに感じてもらえたのなら本当に嬉しいです。

監督さん曰く、ミライというのはもっとも難しい役どころなんだそうです。
その純粋さゆえにお客さんが彼を愛せるようにならなければいけないって。

そんな難しい役に選んでいただけるなんてすごいことですよね。
共演者の方、特に主演のお二人なんていろんな映画に出られて高い評価も受けていらっしゃる方ですから、そんな方々と一緒に選ばれるなんて。

ミライはこの世に彼しかありえない

とまで言われ、

皆に愛されるその存在感

なんて言葉もいただいて（「ほとばしる才能」っていう言葉もありましたが・・・）

撮影前の衣装合わせで本人も鏡を見て

「あ、ミライがいる」って言ったそうですが、そこにいた全員のスタッフさんたちもその場にミライが現れたことに驚いたんだそうです。

そしてミライくんですが、どこで読んだのか忘れましたがその感情を表現するのに眼鏡を拭くしぐさなどであらわそうと思った…みたいなことを言っていたのですが、原作の中でときどき出てくるそのシーンが好きなのでそこを意識してくれてるのが嬉しいなと思いました。

手越くんって「しゃばけ」のときも思ったのですが原作をしっかり読んでいると思います。
そのうえで好きなシーンとか思いれのあるシーンとかが私と同じだったりすることがよくあって、私が好きな作品を大切に演じてくれているのが嬉しいです。

なんて原作者でもない私が言うのも変ですが。


チラシも２種類手に入りました。
その中で間違い探しじゃないですが、一か所言葉が違うところがあります。
メインの４人の言葉が１人だけ変わってるんです。
後から出たほうのチラシは何かあって変更されたのか、それとも最初から２枚目は変えるようになっていたのかも気になります。

とにかくミライに期待大です。

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