ただ祈るような思いを綴るしかなかった5年前とその後の1，2年。
あの頃も信じられる人がいたから不安はなかったけれどいつまでたっても道は険しいし風は強くて冷たいんだなと思っていました。
今はもうついていけないくらい次々に嬉しいことがやってきて振り落とされないように必死にしがみついてる感じです。
そんな中新曲がまずラジオで、MVもテレビで公開され、昨日はフルではなったけど生で披露してくれました。
初めて聴いたときから、あの歌い出しの声を聞いた時から自然に涙がこぼれた曲。
聴けば聴くほど切なくなってきてとうとう今日はぽろぽろと涙が止まらなくなってしまいました。
思い浮かべるのはあの映画。
そう、三十数年前の「時をかける少女」
一度見ただけのはずなのに今でもはっきり思い出せるいくつかの場面。
「恋を知らない君へ」を何度も聴いているうちに私自身があの頃へタイム・リープしたみたいな気持ちになってしまいました。
そしたら私の未来で待っていたのは本当にこの人（旦那さん）だったのかな・・・って思えてしまってなんだかモヤモヤしてしまいました。
だってぜんぜんタイプじゃないんですもん。
もしかしたら私が大好きになるはずの人が未来で待っていてくれたかもしれないのに私は見つけられなかったのかもしれない
今もどこかで待っていてくれるのかもしれない
そんなこと気持ちになってしまうくらいこの歌の世界に引きずり込まれてしまいました。
それくらい私の心を動かした歌です。
いるはずのない、かつてひと夏を共に過ごした「あなた」が消えてしまうとわかっているのに止められなくて悲しくて悲しくてそれでもただ「行かないで」と願い続けている少女になっちゃってるんですよね。
（映画のアリエッティを見た時に同じ状態になって映画館で号泣して隣で見てたサブちゃんに思いっきり引かれてしまいました)
こんなおばちゃんを一瞬で少女の頃に戻してしまうくらい心を揺さぶる歌を歌うのがジャニーズのアイドルグループっていうのがほんと、びっくりです。
今回もこんな山奥にも前日に届きました。
楽天ブックスさんとクロネコさん、ありがとうございます。
その日は午前と午後に違う仕事をして、その移動中にくしゃみが20回以上連続で出て仕方なく薬を飲んだらもう眠くて眠くて、帰宅してからアルバムをiPodに入れて聴きながら夕食の支度をするのが精一杯。
じっくり聴いたわけじゃないけど聴きながら思ったのは
「あれっ？私が好きになったグループってアイドルじゃなかったっけ？」
ってこと。
なぜなら聴こえてくる曲たちがとてもアイドルの曲とは思えなくて、完全にアーティストだと思いました。
そしててごちゃん！
この声好き！この声も！この声も！
ってなりました。
それからやっぱりシゲさん。
シゲさんのソロ曲のときは曲の好みもあってそれほど好き～！ってなることはないのですが（ごめんなさい）4人で歌う時のシゲさんの声すごくいいです。
しゃがれ声とか言われてるけど、シゲさんの声が目立つようになってからNEWSの歌がさらによくなったと思います。
生でも聴けるといいな。
シゲさんと言えばライナーノーツ。
前に書いてくれたのがほんとによかったからまた書いてほしいってずっと思ってたけど今回書いてくれて嬉しいです。
シゲさん忙しいのに自分が求められていることちゃんとわかっててこたえてくれるのがシゲさんらしいなと思います。
ところでさっきのラジオで嬉しかったこと。
てごちゃんのお母さんの誕生日、私達の結婚式記念日と一緒。（入籍は1か月後）
だから何って話ですがそんなことも嬉しいし、てごちゃんが大好きなお母さんをお祝いしてあげるその日を絶対に忘れないですからね。
NEWSの新曲ヒカリノシズクが先日いきなり初披露されました。
そして今夜のラジオではフルで聴ける？とか。
聴き始めた瞬間はドキドキだしいろいろ期待とかしちゃうし雑念がいっぱいでそんなに響かなかったのですが、だんだん落ち着いてきて静かに聴いているうちに自然に涙が出てきました。
そして思い出したのが「秘密の花園」という映画の挿入歌だった「Winter Light」という曲。
私はサラ・ブライトマンのが好きですがもとはリンダ・ロンシュタットが歌っています。
ゲト戦記の手嶌葵さんも歌ってます。
この映画の原作「秘密の花園」が子どものころから大好きで私にとってのバイブルみたいなものなのですが、その挿入歌Winter Lightもほんとにほんとに大好きな曲。
すばらしい和訳を見つけたのでこちらを参考にしてみてください。
Winter Light正確な和訳
なんとなく似ている気がするのです。
雨や傘、そして涙といった原作のイメージが歌詞の中にも散りばめられた曲
ドラマのエンディングテーマとして、聴く者が希望を持てる楽曲
ドラマの公式サイトにありました。
若者の葛藤や迷いにそっと光をあてるような応援歌
これはJのサイトでしたっけ？
まだうまくまとまらないし時間もないので言いたいことの半分も書けないのですが、
「人生楽しまなきゃ損」「毎日楽しい～」
と今は思えるようになった私もほんとは
「人生って実は辛いこといっぱいあるよね」
って思っていて、それでもその中で光を見つけて生きていくしかないんだと思っていました。
そう思わせてくれたのが「Winter Light」であり、その前だとクラシックになりますが「パッヘルベルのカノン」という曲でした。
そこにハリー・ポッター（中でも特にL先生）が加わり「しゃばけ」が加わりそしててごちゃんが加わってNEWSまでたどり着いたのですが、この「ヒカリノシズク」で根底にあるものは同じなんだとあらためて気がつきました。
冬の光
頼りない夜に一つの光
冬の陽光（ハリポタ３巻の好きなシーン）
冬の寒さだったり冷たい雨だったり暗闇だったり。
その中でやさしくてらし導いてくれる灯。
そんな歌をちゃんと心に届くように歌ってくれるNEWSというグループが私のヒカリです。
今回は密林からではなかったので山奥でも早めに届くかと思ったら意外に時間がかかりました。
でもちゃんとフラゲ日にゲット。
感想をちゃんと書こうと思うと何から書いていいのか何を書いたらいいのか迷っちゃうしすごく長くなるし時間もかかりそうなので思いついたことからいきます。
「永遠」
アカペラだという情報は事前に入手していました。
雑誌でのシゲさんのコメントも読みました。
なのでずっと４人がアカペラで歌ってるもんだと思っていました。
でも聴いてみたら出だしてごちゃんがソロでアカペラ歌ってるだけじゃんって思ったんです。
何度聴いてもてごちゃんソロ。
思ってたのと違うなと思いながら３日目。
「出だしのアカペラの上ハモは誰で下が誰で主旋律が・・・」
というつぶやきを見て
えっ！？
と思いました。
で、聴いてみたらあらほんと、ハモってる。
ロックオンじゃないけどてごちゃんの声だけに気を取られたら他の声ってぜんぜん入ってこないもんなんですね。
ちょっとびっくり。
でもそれくらいきれいなハーモニーだったってことかな。
うん、きっとそう。
主旋を引き立てる美しいハーモニー。
それにしてもあの声。
なんで２８歳男性にあの声が出せるんでしょう？
声だけ聴くとほんと天使かと思います。
黙ってれば見た目もね。
歌い始めのシゲさんの声も好きだなぁ。
初聴き第一印象。
歌割が新鮮。
たしかそんなことをメンバーの誰かも言っていた気がしますが、こうくるとは思っていませんでした。
オンエア前のトークを聴いてサビはずっとてごちゃんソロで3人が追っかけと思っていたからまっすーに替わってあれっ？と思っていたら2番では慶ちゃん、シゲさんと続いて嬉しかったです。
もちろんてごちゃんの声、歌がいちばん好きなんだけど他の3人の歌もすごくいいって思えるものでした。
特にコヤシゲの２人が今まででいちばん聴いてて気持ちよかったです。
今までもどんどんよくなる感じはあったのですが、さらによくなったって思いました。
ちょっと前だとCDでも聴いてて苦しくなっちゃうところがあったんです。
てごちゃんはやっぱり最高。
でも他の３人もそれぞれ「ここが好き」ってところがあって、NEWSって本当に歌えるグループなんだって思いました。
それと歌詞もその部分を歌うメンバーそれぞれに合ってる気がしたし、全体を通して聴いてみるとまさにNEWSというグループそのものだと思いました。
曲そのものでも泣けるけど、歌詞も泣きそうです。
曲に関しては素晴らしい感想を書いていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますが、私はうまく言葉にできません。
ただこの曲を私の大好きなNEWSというグループが歌えることが嬉しいです。
音楽のお仕事ってずっと先まで予定が決まっていることが多くて、大きな仕事になるほど簡単には決まらないでしょうし決まってからもたくさんの時間がかかると思います。
クラシックは特にそうなんじゃないかと思っているのですがそんなクラシックにかかわるお仕事がNEWSに来たことが嬉しくて、どういった経緯でこのお仕事が決まったのかがとても気になります。
その件に関してはいずれ西本さんが書いてくださるのではないかと期待しています。
この新曲が出ることがわかってもうひとつ嬉しいこと。
それはメンバーがこの曲のことを紹介するたびに私の名前を呼んでもらっているような気分になれること。
４年前のあの日以来自分の名前を言う時に「元リーダーの智です」って言いづらかったんですよね。
これからは「西本智実さんの智です」って言えます。
てごちゃんにいつかクラシックにかかわるような歌を歌ってほしいという夢はBYAKUYAでかなり近づいて結構満足していました。
まさか本当にクラシックに近いお仕事をする日がくるとは思っていませんでした。
だけど夢ってかなうもんなんですね。
次は生でオーケストラと一緒に歌う姿を見られるのを期待しています。
