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お疲れさまの横断幕、ファン Band と並べて書いてあってファンの下にスタッフの文字。

ツアーのファイナルでは見たことがある光景で、きっとスタッフの方が作ってくださってるだろうなと思っていました。
スタンド最前列でその準備をしているのも見えて、やっぱり作ってくれたんだ、よかったと思っていましたが、実際にそれを見た時には私も感激しました。

ファンあってのライブですからファンがいちばんにくるのは当たり前かもしれませんが、なんだかスタッフさんからもファンが大切にされている気がして嬉しかったんです。

名古屋の1日目と2日目はまったく別のものでした。

会場に入り席に着いた時に感じる気がもう別物。

掛け声もペンライトの光も2日目は力強くて会場が一つになっているのを感じました。
自分がアリーナにいるのもあっていつも上の方が気になって見上げてしまうのですが、今回もそこに何かがあったのかもそれません。
去年代々木のファイナルで感じたような「想い」が。

1日目は私も、2日一緒に入っていただいたJさんもちょっと嫌なことがあったんです。
静岡でも二人とも感じていたのですが、今回のツアーは会場にいるのはふたりのファンばかりじゃないのかなって思っていました。
とてもふたりのことを大好きな人の行動とは思えないことがいろいろ・・・。



でもやっぱりラストは違いました。

1日目も私の前は背の高い方だったのですが2日目もさらに長身のお兄さん。
私もひとりじゃなかったのでつい

「でかっ」

って口に出しちゃったんです。
まさか聞こえるとは思ってなくて。

そしたらそのお兄さんと彼女が振り向いて申し訳なさそうにしてくださって、こっちこそ申し訳なくて

「ごめんなさい。ぜんぜん大丈夫ですから気にしないで」

とこっちの方が恐縮でした。
(その後彼と彼女が入れ換わってくれたので前方の視界が晴れました)

私達がいたのはセンターステージ寄りでリフター寄り。
花道にも近いです。

それでもそのブロックでは誰ひとり大きな声を出したり身を乗り出したりする人はいませんでした。
うちわを持たずペンライトと拍手だけでずっと二人のことを見ている人もいました。

恒例の落下物、飛行物体襲来の瞬間も気合を入れて準備態勢に入ったのを感じた人もいましたが、移動することもなくみんな静かに自分の近くに来たものを奪い合うことなく手にしていました。

私も一度は自分の手でつかみたかったので手を伸ばして銀テープを1本、ついにゲットすることができました。
でも前を見ると背の高いお兄さんと彼女は取れていませんでした。

「どうぞ」

と自然に声が出ました。
やっと自分でゲットしたテープだったけど、私には昨日スタッフさんにいただいたテープが1本あります。
ぜんぜん惜しくありませんでした。

それよりみんなが手にできた方がうれしいと思いました。

私の隣にいたお姉さんは塊で持っていらっしゃいました。
そして私に

「取れました?」

と聞いてくれました。

いいえと答えるとどうぞと言ってくださったので私の分と一緒だったJさんの分と2本いただきました。
(なのにそれがどこへいったか今わからないという残念な私・・・)

何度もお礼を言う私とJさんに

「いいえ、だってこれってみんなで分け合うものでしょ?」

そう言ってくださったお姉さん。

そう、それでこそてごますファン!

私がきっと傷つけちゃった前のカップルも隣のお姉さんも人を気づかい思いやることのできるとても素敵な方でした。

2日ともアリーナ最後列で、ちょっと後ろを見上げればスタンド前方の人たちの様子もよくわかったのですが、1日目と違い自分だけファンサをもらおうとしている人も目立ちませんでした。

それよりも精一杯二人のことを盛り上げよう、ただふたりにエールを送り感謝の気持ちを伝えようとしているたくさんの想いを感じました。

そんなファンの想いはちゃんとふたりに届いていて、それに応えてくれているのもいっぱい感じました。

そして今回も忘れなかったあの言葉。

バンメンさんやスタッフさんへの感謝の言葉に続いて

「今日来られなかった全国のファンに」

という感謝の言葉。

去年のホールツアーの最期にその言葉があったと聞いた時、その場に行けなかった私でしたが嬉しくて涙が出ました。

ちょうどその日は私の誕生日でもあったので行きたくて行きたくてたまらなかったのですが、あまりにも遠くて行くことができなかったんです。

それが悔しくて悲しくて仕方なかったのですが、その言葉を知った瞬間全てが報われた気がしました。
大丈夫、私の想いもちゃんと届いてる。

続の代々木オーラスでは直接聞くことができました。

「今日来られなかった皆さんの想いを感じていました」

その言葉は心からの言葉だと思いました。
だって私も何かを感じていたから。

検索して知ったとか、サービスから言った言葉ではないと思いました。

ファンの想いをちゃんと感じてそのファンのことをほんとに大切にし愛してくれる二人。

人としての幸せって自分が必要とされてるって感じること。
そして愛されてると感じられること。

「みんなが待っててくれてすごく安心した」
「これからも一緒に歩んでいきたい」
「ずっとついてきてください」
「これからも愛し合っていきましょう」

その一つ一つの言葉に

必要とされてる
大切にしてもらっている

ってはっきり感じることができます。

ファンのことを

「誇り」

と言ってくれること、最高の言葉だと思います。


私はなんてすばらしい人の、人たちのファンになったんだろう。
なんて幸せなんだろう。

いつでもそう感じさせてくれるふたりに感謝の気持ちでいっぱいです。





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