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私は能天気で楽天家だと思っています。
いつも

なんとななるさ

でなんとかなってきました。
先のことは心配しません。
今やることをなんとかやれたらいいなと思っています。


でも、ほんとは

来年の桜は見られないかもしれない・・・

みたいなことをいつも思っているんです。
先のことを考えていて、できなきくなってしまう、ダメになってしまうことが怖いから、最初から期待しないのです。

たとえば旅行の計画を立てるのも好きではありません。
いろいろ計画を立てて楽しみにしていたのに行けなくなってしまって悲しい思いをするのがいやだから、行き当たりばったりの旅のほうがいいです。

たとえば、子どもを授かったとすると生まれてくる日を楽しみにするより無事生まれてくるとは限らないと最初からあきらめてしまっていたりしました。

悲しい思いをするのはもういやだから。
たぶんそんなこと経験しなければそんなふうに思うようにはならなかったとも思うのですが・・・。

そんな私なので、繰り返し出てくる

「I will ...」という言葉や「未来」という文字や「ウィル」という名前がなんだかまぶしくて、私ももう一度その言葉を口にできたらいいなと思いました。

『失くした記憶の物語』というお話、ただ映画の原作だからというだけで読んでみることにしただけでした。
最初ざっと読んだときにはそれほど心に残る場面もなく、特に感動もしませんでした。
私がもう若くないから高校生くらいの男の子や女の子の気持ちが理解できなかったからかもしれません。

でも何度か読むうちにこのお話がとても好きになっていました。

大切な人を亡くした二人の男の子。
兄を亡くしたジェームズと父親を亡くしたウィル。
その2人の亡き人への想いが対照的です。

「家族を亡くした人はおおぜいいるんだ」
「世界中の誰もが家族の一員を亡くしているはずだ」
「だからって、みんながみんな、いつまでも落ち込んでばかりはいられない」

そう言えるウィルはやさしくて控えめな性格だけれど本当はとても強い人なんだと思います。

最後のほうで出てくる結婚式で誓いの言葉を「I do」にするか「I will」にするか主人公が相談される場面があります。
主人公が選んだのは「I will」

「アイ ドゥ」は今だけだけれど「アイ ウィル」は未来のことも含んでいるから。

私も先のことを怖がらないで「I will」と言えるようになりたいと思いました。


映画では「ミライ(ウィル)」は主人公の親友であり、物語のキーパーソンだそうですが、本当に「ウィル」「未来」という言葉がこのお話のキーワードであり、「ミライ」がキーパーソンになるのもわかります。
今年公開という映画が本当に楽しみです。
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HN:
かのん
性別:
女性
自己紹介:
どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?