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どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?
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嬉しいお知らせがいっぱいなのはなんとなく把握しています。
今のままじゃ録画ができないから早く容量空けなきゃ。




父が亡くなって1週間。
まだ完全に浮上できずにいます。
なんとか持ちこたえていられるのはてごちゃんも今年同じ悲しみを経験しているんだということがあるから。
真実はわかりませんがさらにこの秋大切な家族を亡くしたという情報もありますね。

「ずっとそばにいて」

そうRINGに書いていたあのときがそうだったのかもしれません。

「どんなにプライベートでつらいことがあってもファンや視聴者には関係ない」
「それは見せるべきものではない」

ロングインタビューでのこの言葉。

よくわかります。
彼だけじゃなく俳優さん、芸人さん、タレントさん、アイドル・・・。
みんなそう。
スポーツ選手も。

でもわかっていても難しかったです。
私には。

父が亡くなる前日の日曜日には朗読会があって、それに向けてずっと練習が続いていて、私が最後に父に会ったのが朗読会の前日の土曜日でした。
それまでは昼間は仕事、夜は練習。
土日も仕事だったり朗読会や歌の発表や講演会とかで2週間ほど会いに行っていませんでした。
でも行こうと思えば行けたはず。
朗読会当日だって終わった後に会いに行くことだってできたはずなのに。

葬儀の翌日には朗読会の練習がありました。
葬儀が行われたのと同じ場所で。

お通夜・告別式は葬儀場を利用するのではなく地元の葬儀もできる公共施設をお借りしました。
当初予定していた3回の公演が終わった後アンコール公演をすることが決まった時にはもう父の葬儀でそこをお借りしなけらばならない日が遠くはないかもしれないとわかっていたので、アンコール公演に向けて頑張っている朗読会のメンバーにもしかしたらその公演がその日にできなくなるかもしれないとは言い出せませんでした。

葬儀の翌日の練習。
前日父の祭壇があった場所にステージを作りそこで朗読をしなければならないのがけっこう堪えました。

その次の最終確認、リハーサルには参加することができませんでした。

アンコール公演当日は仕事が終わってからしか行くことができず、開演時間ぎりぎりで原稿もちゃんと準備できず心の準備もできないまま一か八かで立ったステージ。
なんとかノーミスで読み終えることができたけど、他のメンバーのようにこの朗読会にかける熱意は私にはなかったと思います。

最後に全員でステージ前に並んだときにはあふれてくる涙を止めることができませんでした。
だけどそれは何の涙だったのか・・・。

以前取材してくださったラジオ局の方がこの日も取材に来てくださっていました。
お客様をお見送りした後みんなが朗読会の成功を喜びあって達成感や満足感、充実感に満ち溢れた顔で盛り上がっている中、私はそれに耐えられずこっそり逃げ出そうとしていたところでラジオ局の方にインタビューされてしまいました。

「ずいぶん感極まっていらっしゃいましたね」

違うんです。
私の涙はみんなのとはきっと違います。
朗読会が成功したからではないんです。

それでもきっと期待されているであろう言葉を語らなければならないと、とっさに考えましたがきっとうまく答えられてはいないと思います。

そんな場面をてごちゃんはいくつ乗り越えてきたんでしょう。

プライベートで悲しいことがあっておもいっきりそれに押しつぶされてしまった私はステージに立つものとしては失格だな・・・。

だからこそさらにてごちゃんに憧れます。

かなしみにふれてそれでもゆめをえがいてあるきだす
きみのためにぼくはうたうよ こえのかぎり

その歌に、その存在にどれだけ背中を押してもらっているか・・・。

ありがとう。
本当にありがとう。



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