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どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
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耳長くして待ってたら飛んで来てくれたホールでのライブ。

ホールやっぱりいいわって言えるほど他に比べられるライブやコンサートに行ったことがないので、あまり参考にはならない私の感想です。

私はホールといえばあいのときの長野公演以外は合唱やクラシックのコンサートしか知りません。
マイクやスピーカーを通さない生の音でホールが満たされるあの感覚が好きです。
そのホール中に満ちた音に包まれる感じ、耳だけじゃなく体中で感じる音。
または自分がステージで歌った時にホールの端まで飛ばすことを意識して、いい感じで響いてるのを感じるあの感覚。

それがホールの良さだと思います。
そしてそれはホールごとでも違うし、同じホールでも席によって違うと思います。

今回ホール公演ということでかなり期待していきました。
でもやっぱりマイクやスピーカーを通して聞こえる音は本物の生の音ではないし、特に今回の席はスピーカーに近かったので生の音に包まれるという感じではなかったです。

だからホールならではの演出は本当に嬉しかったです。
だけど残念なことに大阪ほどではなかったけど別の声が気になってしまったんですよね。
そのことについて他に何か言っている人を見ないので気になったのは私だけだったかもしれませんが、やっぱり耳に入る音っていうのは全て気になってしまうのでふたりの音楽だけに集中したかったです。
それができなかったのは私だけかもしれませんが・・・。

アリーナでのライブと比べたらやっぱり音はよかったと思います。
言葉がはっきりわかったし、メロディも「ここ、この音だったんだ」ってはっきりわかりましたから。
ここは音が上がるんだとか下がるんだとか自分がなんとなく覚えていたメロディとは違うのがよくわかりました。

それから私は席が前の方で、視界を遮るものもほとんどなかったので音と絵が同時に入ってくるのが嬉しかったです。
ふたりの息がぴったりなところとか。

もしもっと後ろの方だったり真ん中だったり2階席だったりしたらまた感じ方も変わったんだろうな。
だからもっとホール公演をやって欲しかったです。

でも実際のところホール公演だと距離が近い分より盛り上がれるっていうか一緒になれるっていうか、音がどうのっていうよりも「めっちゃ楽しい」っていう記憶の方が強いです。
あいの長野のときの3公演と今回の松本の1公演、入ることができてそう感じました。

あとCDとは違うなって感じる曲がいくつかあって、それがよりはっきりわかるのもホールならではなんだろうなって思いました。
もちろん歌い方を変えればアリーナでもわかるでしょうけど。細かい音まではっきりわかるという点ではやっぱりホール。

とにかく足りない。
1回ではぜんぜん足りません。
もっともっとふたりの作り出す音楽の世界に包まれていたかったです。

残念な私の記憶力では何のどこが良かったって具体的に明確に言うことができないのですが、ライブが終わってからCDが聴けません。
なんとなくまだ残ってるあの感覚が消えてしまいそうで。
まだCDの音に戻ってしまいそうで。


でも名古屋までもうCDを聴かないっていうのもツライし。
ホールの音をそのまま持って帰れたらよかったのに。

ホールに入りたかったのに入れなかった人はきっと入れた人の何倍もたくさんいたでしょう。
1回でも入らせていただけただけで感謝です。
それなのにその良さをうまくお伝えできなくて申し訳ないです。
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