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どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?
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今から名古屋の感想を書いてももう誰の記憶かわかんなくなってる気がするのでパンフレットの感想にしようと思います。

ネタばれになっちゃうので

前回のパンフ、大好きでした。
真っ白い布みたいに見える表紙に文字が浮かび上がっているようなデザイン。
ちょうど映画の原作に出てくるイヤーブックのもとになったホワイトアルバムみたいだと思いました。
(映画の特典のイヤーブックよりこのパンフの方が私の中では原作のイメージに近くて好きです)

今回のパンフはピンクと白の縞模様。
この色の組み合わせ、大好き。
そしてハートがいっぱい。
真ん中の大きなハートはよく見ると中に例のイキモノたちが・・・。


中身もピンクとハートがいっぱい。
ペラペラと見ているだけでもやさしい気持になれます。
写真もわざわざグッズの写真とかファイルとか買わなくてもいいくらいかわいいものばかり。
なので今回はオリジナルフォトは買っていません。

そんな中で私が一番素敵だなと思ったのはやっぱり二人の言葉です。
今回のライブへの思いがそれぞれ1ページずつ語られているのですが、私が特にいいなと思った言葉は


mass
「コンサートをやっているその時間を楽しむのも大切だけど、それと同じくらい、みんなの心に幸せな記憶がずっと残ることも大切だと思うから」
「コンサートで歌を歌っていると、同じ曲でも人によっていろんな感じ方があるんだってことを実感するね」
「同じ空間で同じ歌を聞いているのにこんなにもたくさんの“想い”が生まれるんだと思うと、やっぱりコンサートってすごいパワーがあるものなんだなって思うし、自分がそんなすごい空間に立たせてもらっていることに改めて感動するよ」

tego
「ひたすら歌を届けるっていうスタイルに、純粋に“歌”に向き合えるという意味ですごく楽しさを感じるし、“歌が好き”っていう自分の原点に戻っていくような感覚がある」
「どうやったらみんなの心に響く歌を歌えるか」
「まず何よりも歌詞をきちんと届けることが大事だと思う」
「コンサート会場って音がブワンブワン回って歌が聞きづらくなってしまうことも結構多いんだけど、そんな時でもちゃんと歌詞がみんなの心に届くように、ひとつひとつの言葉を丁寧に、正確に伝えていきたい」


ライブに来るのは本当にいろんな人がいると思います。
今が楽しくてしかたない若い子たちもいるでしょうし、大きな悩みや悲しみを抱えている人もいると思います。
毎日をなんとか生きているような生活の中でちょっと・・・いえかなり無理をしてやってきた私みたいなおばちゃんもいます。

ライブが終わってしまえば翌日からはまた悩んでいるヒマもなく日々を精一杯生きていく人も少なくないかもしれません。

そんな人たちに「幸せな記憶がずっと残る」ってなんて素敵なことでしょう。
思いだすだけで元気が出たりやさしい気持ちになれたりして笑顔になれる・・・それは届ける側の想いが強ければそれだけ大きな力になるのだと思います。

同じ歌を聞いてもいろんな感じ方があるのは別の人だからというだけじゃなくて、同じ人でもその時の状況で変わってきます。
今までは楽しく聞いていた歌が、あることがきっかけでとても切ない歌に変わることもあります。
“この歌はこういう歌だからこんなふうに感じてね”ではなくて、ひとりひとりの想いの違いをちゃんとわかっていてくれるのが嬉しいなと思います。

「歌詞をきちんと届けることが大切」とか「ひとつひとつの言葉を丁寧に」とかいうのはまるで音楽の授業か合唱をやっている人の言葉みたいです。
私も何十回も耳にし、自分でも伝えてきた言葉。
それだけ「歌」というものを意識し、歌というものの意味、歌の持つ力を考えてくれていることが嬉しいです。
本当に真面目に歌を愛し、大切にしている人なんだなと思います。

歌のうまさというのは努力次第で伸ばすことができるでしょうけど持って生まれた声というのは簡単に変わるものではないと思います。

美しい声というのは天から与えられたもの。
なんらかの使命とともに。

そんな言葉をクラシックのCDの解説で目にしたことがあります。

天から与えられた贈り物を自分だけの宝物にしないでたくさんの人のためにいかすことが自分の使命だと気づいて歌の世界で活躍しているたくさんの人がいるけれど、二人もきっとそうなんだと思います。

あといいなと思ったのは

「僕はどんな時でもパートナーである手越の歌の一番の理解者であり続けたい」

っていうまっすーの言葉。

まっすーがブラックでもSでもほんとは手越くんのことをとっても大切にしてるってことがわかります。

私は今でも手越くんのことはテゴとかてごにゃんとか言えないのにまっすーのことはまっすーって言えるんですよね。
っていうよりまっすーはまっすーとしか呼べません。

手越くんが最初からいきなり「まっすー」って呼んじゃったっていうのがよくわかります。

ライブになるとほんとに自由で好き放題言ったり動いたりSになっちゃりするまっすーだけど、手越くんの中ではきっとまっすーがいたから自分は今までやってこられたっていう思いもあるだろし、自分のことをちゃんと理解し自分と歌うことを大切にしてくれていることがわかっているから、何を言われても否定をしないで受け入れたり受け流したりできるのかな?

パンフ全体から感じたのはやっぱり手越くんはまっすーのことを信頼し尊敬し先輩として見ているし、まっすーは手越くんのことを認めながらも自分の弟みたいなあたたかい目で見ているじゃないかなってこと。

でもどちらが上とか下とかじゃなくて、相手の良いところを尊敬し自分と違うところを受けれて、理解し合っている本当にいい関係だからあんなに素敵な歌が、そして独特の雰囲気が生まれてくるのかなって思いました。

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