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どんなときでも「なんとかなるさ」と落ちこまない。
「まっ、いいか」が口ぐせで
元気のもとは本と音楽。

歌が大好き。
クラシック大好きだった私が探し求めてやっと見つけた世界でいちばん好きな声の持ち主はオペラ歌手ではなくてアイドル!?
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音楽室

アコースティックバージョンのイントロを聴いてふっと浮かんできたのはゆったりとしたギターの音がなつかしいあの曲でした。

そこから一瞬で蘇ってきたのは高校の3年間の放課後のほとんどを過ごした音楽室(視聴覚室)

ずっと一緒に歌ってきた同級生は3年生になってすぐにやめてしまい、同級生の他の部の子達も夏の大会を最後にみんな引退したのにひとり高3の最後まで音楽部に居座った私。

同じように部室代わりの視聴覚準備室に入り浸っていた部員だかなんだかわかんない同じクラスのYくん(「好き」って言いたかった彼じゃありません)と部活が始まるまでの時間や終わってから下校までの時間をずっと歌ったり話したりして過ごしていました。

そのとき見た夕日を今も覚えています。

部活は引退しない
最後まで続ける

そう自分で決めたくせに、卒業までの残された時間を教室で尽きることないおしゃべりを楽しんでる友達の輪の中から一人抜けて部活に向かうのがなんだか寂しくて、行きたくないなんて言ったこともありました。

そんな私に

「最後まで好きなことを続けられるなんてうらやましいよ」
「ともは歌ってるときがいちばん輝いてるよ」

そう言ってみんなは送りだしてくれました。

そんな仲間にも支えられ最後まで好きな歌を続けることができた私は幸せですね。

(そこまでして続けた部活だったのに最後の最後で体調を崩して入院し、練習もほとんどできないまま最後の合唱祭に参加することになっちゃいましたけど・・・)

あまりにも昔すぎてもう思い出すこともほとんどないと思っていた高校時代の思い出を一瞬で蘇らせてくれたのはやっぱりこの歌を心を込めて丁寧に、とても大切に歌ってくれたふたりがいたからだと思います。

もう若くないんだけど、やってることを見たらあの頃と何ひとつ変わっていないんじゃないかとすら思える今の自分。
あの頃描いていた未来と今はそんなに大きな違いはないんじゃないかな?

そう思える私は幸せだと思います。

でもあの頃想像もしなかったこともありますけどね。
自分の息子とも言っていい年代の歌い手さんを好きになって、毎日こんなにも幸せな気持ちにさせてもらっているなんて。


ぜんぜん歌の感想になってないですけど、感想はもうたくさんの方が書いていらっしゃるから今さら私が書くことなんてないのでちょっとだけ感傷に浸ってみたりなんかしました。

すみません・・・。
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