しあわせをかぞえたら

片手にさえ余る

不幸せ数えたら両手でも足りない


ふと、そんな歌詞を思い出しました。
ちょっと古いですが・・・。

この歌が流行ったころ、まだ子どもでしたが自分は不幸だと思っていたのでその通りだと思ったんですよね。
周りの大人は

「あんたは苦労しとるから将来絶対幸せになれるよ」

ってよく言ってくれました。

おかげさまで今幸せです。
でも苦労したから幸せになれたとは思わないし、苦労しなければ幸せになれないとも思っていません。
ただ苦労を知っていれば自分の周りにある小さな幸せにも気づきやすくなるとは思っています。

そう、幸せだってちゃんと数えたら両手にあふれるくらいあるのにね。

不幸せ・・・悪いことをわざわざ探し出してひとつひとつ数えなくてもいいと私は思っています。
悪いことだってある、それはわかっています。
世の中いいことばかりではありません。
でもその「いいこと」「悪いこと」も自分にとってそうであるだけで、他の人とは違うことだってあります。

悪いことがあるのも知ってるけど、私は自分にとっていいこと、幸せなことを見逃さないようにしたいし、見つけたそれを大切にしたいです。

私が好きな人と、その同じ人を好きな人たちはちゃんといいことを見つけられる人で、人のことを悪く言わない人で、ひとつひとつのしあわせを大切にできる人でよかったって思っています。

「いいファンがつきました」

そう言ってくれる人の「いいファン」のひとりでずっといたいです。